講演会・イベント/グラムシを読む会

By staff on 2017/05/19 10:59
日 時: 2017年6月17日(土)午後2時30分~5時
会 場: 文京区立向丘地域活動センター 3階
地下鉄南北線「東大前」を下車、改札を出て右側にあるエレベーターに乗り、降りてすぐ右側に向丘地域活動センターの入口があります。
電話:03-3813-6668
報告者: 宮下武美
テーマ: ラクラウ・ムフ『民主主義の革命-ヘゲモニーとポスト・マルクス主義』を読む
概要: ロシア社会民主主義に出自をもつヘゲモニー概念を系譜的に整理し、それを批判的に乗り越えようとした同書は、「グラムシという分水嶺」に着目する。原著者は、グラムシが下部構造による上部構造の基本的規定性を相対化し、階級史観に基づく固定的な歴史必然論を相対化したととらえる。ヘゲモニー概念のほかに、「敵対」の概念、「主体位置の複数性」、「民主主義的等価性」、「接合」等の概念を結びつけ、ラディカル・デモクラシーを提唱する。こうした着想は、グラムシをどのように批判的に継承するものなのか、という観点から報告する。
参考文献:
原書「ヘゲモニーと社会主義の戦略」の新訳版(ちくま学芸文庫2012年)

なお、当日は「読む会」に先立ち東京グラムシ会の運営委員会の会議を午後1時から2時15分まで開催します。「東京グラムシ会」の今後のあり方・活動内容などをめぐって討議します。運営委員は万章繰り合わせのうえご出席願います。

お問い合わせは下記へお願いします。

東京グラムシ会 事務局

〒101-0065 東京都千代田区西神田1-3-6 山本ビル5F
TEL:03-5244-5433 fax:03-5244-5434


By staff on 2017/03/10 10:39
日 時: 2017年3月25日(土)午後2時~5時
会 場: 文京区立向丘地域活動センター 3階
地下鉄南北線「東大前」を下車、改札を出て右側にあるエレベーターに乗り、降りてすぐ右側に向丘地域活動センターの入口があります。
電話:03-3813-6668
報告者: 本多正也
テーマ: グラムシ思想の現代的適用の可能性
概要: グラムシのアメリカニズム=フォーディズム分析をつうじて資本主義的〈市民社会〉の強靭な発展と、コミンテルンの全般的危機論の誤謬が明らかとなり、危機論型戦略と決別し、陣地戦型戦略を基礎づけることが可能となった。この点は戦後世界体制にも継承されたが、…トランプの「アメリカ・ファースト」は〈国家-市民社会〉に重大な撹乱的要素をもちこみ、陣地戦に何らかのヘゲモニー転換をうながすものと思われる。…「刷新・拡張」された国家概念を通し、ファシズムによる市民社会の強制的同質化を許さない、法的な「同意と強制」の複雑な絡みにおいて統合・支配するシステムが追求されねばならない。その他

なお当日はグラムシ没後80周年フォーラムの第5回実行委員会がPM1:00~2:00まで同じ会場で開かれます。

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By staff on 2017/01/18 10:34
日 時: 2017年2月18日(土)午後2時~5時
会 場: 文京区立向丘地域活動センター 3階多目的室
地下鉄南北線「東大前」を下車、改札を出て右側にあるエレベーターに乗り、降りてすぐ右側に向丘地域活動センターの入口があります。
電話:03-3813-6668
報告者: 大石和夫(中村丈夫記念・歴史と主体研究会代表)
テーマ: 鈴木富久氏を回顧する―鈴木氏の『獄中ノート』研究の地平とその意義―
概要: 鈴木富久氏が亡くなられた。氏のグラムシ研究―とりわけ『獄中ノート』研究は、独特のものがあり、それが切り拓いた地平とその意義は、改めて議論に値するものと言えよう。「『獄中ノート』の学的構造」を中心に、氏の「獄中ノート」研究を回顧してみたい。
参考文献:
★「グラムシ『獄中ノート』の学的構造」(御茶ノ水書房)
★「グラムシ『獄中ノート』研究―思想と学問の新地平を求めて」(大月書店)
★「シリーズ世界の社会学・日本の社会学 アントニオ・グラムシ」(東信堂)

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By staff on 2016/12/07 17:17
日 時: 2016年12月17日(土)午後1時30分~4時30分
会 場: 文京区立向丘地域活動センター 3階洋室
地下鉄南北線「東大前」を下車、改札を出て右側にあるエレベーターに乗り、降りてすぐ右側に向丘地域活動センターの入口があります。
電話:03-3813-6668
報告者: 前田浩志(『置文21』編集長)
テーマ: グラムシとイスラム―イスラム世界の変革とコミンテルン、レーニン、グラムシ
概要: 獄中ノート2§〈90〉には「イスラム教の新たな進化」というグラムシの興味深い記述があり、エジプト、エチオピア等に言及したその他のパラグラフもある。コミンテルンのイスラム世界変革の展望はまったく楽観主義そのものといえるが、そのレーニン(主義)的淵源と、グラムシのそれへの同調というものの今日的限界をさぐる。
参考文献:
【1】『グラムシ獄中ノートⅠ』(1981、大月書店)
【2】山内昌之『スルタンガリエフの夢』(新しい世界史Ⅱ、1986年、東大出版会)
【3】山内昌之『イスラムとロシア―その後のスルタンガリエフ』(中東イスラム世界Ⅰ、1995年、東大出版会)

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By staff on 2016/10/28 10:56
日 時: 2016年11月26日(土)午後2時~5時
会 場: 文京区立向丘地域活動センター 3階洋室B
地下鉄南北線「東大前」を下車、改札を出て右側にあるエレベーターに乗り、降りてすぐ右側に向丘地域活動センターの入口があります。
電話:03-3813-6668
報告者: 伊藤 晃(日本近代史研究者)
テーマ: 象徴天皇制はどこへ行くのか――グラムシの諸概念とのかかわりで――
概要: 明仁天皇が退位希望声明を発した。血統存続の危機の中で、「国民の天皇」としてのあり方をどう次代へ引き継ぐかの苦慮が表われているようだ。これに対して私たちはどうするのか。近代日本国家のヘゲモニーを批判し、人民(従属集団)のヘゲモニー集団への転化の綱領的表現としての共和主義にどう到達するか。私は下記の著書でこのことにふれたが、このとき私はグラムシの諸概念と格闘した。こんにちの時点にたってこれを再論する。
参考文献:
伊藤晃「『国民の天皇』論の系譜」(2015年、社会評論社)

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By staff on 2016/09/16 14:45
日 時: 2016年10月15日(土)午後2時30分~5時
会 場: 文京区立向丘地域活動センター 3階洋室A
地下鉄南北線「東大前」を下車、改札を出て右側にあるエレベーターに乗り、降りてすぐ右側に向丘地域活動センターの入口があります。
電話:03-3813-6668
報告者: 宮下武美(東京グラムシ会)
テーマ: トリーノのグラムシ、ロシア革命100周年直前のモスクワを訪ねて =イタリアでのグラムシ研究の現在を中心に=
概要: 9月下旬にモスクワとトリーノを訪問する。そこでの見聞を報告する。(1)モスクワ大学のマルクス経済学者ブズガーリン氏と懇談。ロシアのマルクス主義者は革命百周年をどう迎えようとしているか、スターリン体制への変質の根本的原因はどこにあるか、現代資本主義のなかに社会主義的な変革のための社会的基盤と原動力はどのように生まれているか、など。(2)トリーノで上院議員ロレンツ氏と懇談。『知的モラル的改革』、『サバルタン諸階級』、『実践の哲学』はどう研究されているか。伊共産党の解党やソ連崩壊にグラムシ研究者はどう対応したか。イギリスのEU離脱など
参考文献:
①ブズガーリン『21世紀とコミュニズム』(1998年邦訳)
②リグォーリ著『論争されるグラムシ』(本邦未翻訳)

★なお当日は、「グラムシ没後80周年・研究集会(仮題)」の実行委員会準備会を午後1時から2時半まで開催します。第1回実行委員会は10月29日(土)午後の予定です。

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By staff on 2016/08/25 11:31
名 称: グラムシ没後80周年研究集会(仮称)の検討会
日 時: 2016年9月10日(土)午後1時30分~4時
会 場: 文京区立向丘地域活動センター 3階洋室B
地下鉄南北線「東大前」を下車、改札を出て右側にあるエレベーターに乗り、降りてすぐ右側に向丘地域活動センターの入口があります。
電話:03-3813-6668
連絡先: 前田 浩志 090(2238)7125
宮下 武美 090(3100)9995


グラムシ没後80周年・研究集会の検討会のご案内

来年は、グラムシ没後80周年を迎えます。
没後70周年の時は「記念シンポジウム」が行われ、2日間にわたり、全体討論、いくつかの分科会討論、60年以来10年間の物故者の顕彰まで含めた大フォーラムが開催され、その後のグラムシ研究推進の大きな力となりました。
以降の9年間は、率直に言って、東京グラムシ会が読む会を行うなど一定の取り組みが行われてはおりますが、主体的な力量の後退と言わざるを得ない状況も生まれています。
しかしながら、個々の研究は、新しい知見もふくめ、地道に行われております。また、2017年はロシア革命100周年の年でもあり、グラムシ思想の変革思想としての研究を深めることは、昨今の国際・国内情勢をみても手を弛めることはできません。80周年を契機に、さらにグラムシ研究が発展し、継承されていくことを強く希望するものです。
本来ならば、東京グラムシ会が中心となり、80周年の事業と企画を準備することが必要だとは思いますが、諸般の事情から、現時点では、各方面のお力を拝借するうえでも、実行委員会結成をめざして、広くご協力を呼びかけることといたしました。
みなさまのご協力とお知恵拝借で、名称・規模・講演や報告・宣伝・財政に至るまで、実行委員会で検討していくことになります。
すでに東京グラムシ会運営委員会で一定の検討を進め、前田・宮下のよびかけで、8月21日に相談会を行いますが、こうした経過をふまえ、下記のとおり、検討会を開催し、実行委員会のよびかけに進んでまいりたいと思います。
ご都合がいろいろあろうかと思いますが、ぜひお集まりください。

  2016年8月18日

前田 浩志(東京グラムシ会)  
宮下 武美(東京グラムシ会)  

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By staff on 2016/06/30 10:44
日 時: 2016年7月23日(土)午後2時~5時
会 場: 文京区立向丘地域活動センター 3階洋室B
地下鉄南北線「東大前」を下車、改札を出て右側にあるエレベーターに乗り、降りてすぐ右側に向丘地域活動センターの入口があります。
電話:03-3813-6668
報告者: 小原耕一(グラムシ研究者)
テーマ: グラムシ「市民社会」論を考える――ブラヴォイ論文を手がかりに
概要: (1)歴史の竈としての「市民社会」(マルクス)
(2)社会学的マルクス主義における〈社会〉
(3)レーニンの貢献とグラムシの継承
(4)グラムシ「市民社会」の政治的諸機能などについてブラヴォイ論文を手がかりに考えてみたい。
参考文献:
MICHAEL BURAWOY「社会学的マルクス主義によせて:アントニオ・グラムシとカール・ポランニーの補完的な相似点」(抜粋)POLITICS & SOCIETY, Vol. 31 No. 2, June 2003 当日コピーを配布する予定です。

なお当日は《グラムシを読む会》のまえに同じ会場で午後1時―2時まで東京グラムシ会運営委員会を開催しますので、運営委員は万障繰り合わせのうえご出席ください。議題は前回に引き続き2017年公開フォーラム(前田提案)についてです。

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By staff on 2016/05/31 16:39
日 時: 2016年6月25日(土)午後2時~5時
会 場: 文京区立向丘地域活動センター 3階洋室A
地下鉄南北線「東大前」を下車、改札を出て右側にあるエレベーターに乗り、降りてすぐ右側に向丘地域活動センターの入口があります。
電話:03-3813-6668
報告者: 黒沢惟昭(東北師範大名誉教授)
テーマ: 工場評議会と工場占拠―いま、何を学ぶべきか―
概要: イタリア革命の主体―イタリア社会党は改良主義で主体たりえない。ここに、「工場評議会」創設の意義があった。源泉はレーニンだが、グラムシはレーニンを越えていた。「工場占拠」には「なすことによって学ぶ」―教育の本質がみられる。外部注入ではなく労働者の自発性を最大限尊重。工場中心の無政府主義(ボルディーガ、レーニンの批判)ではなく厳格な中央集権を考えていた。
参考文献:
(1)重岡保郎「イタリアの工場占拠―労働組合と工場占拠―(「社会運動史」No.1)
(2)上村忠男「『全体国家』と組織された生産者の夢」(没後70年シンポ報告集)
(3)スプリア―ノ著『工場占拠』ほか

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By staff on 2016/04/22 15:04
日 時: 2016年5月28日(土)午後2時45分~5時
会 場: 文京区立向丘地域活動センター 3階多目的ホール
地下鉄南北線「東大前」を下車、改札を出て右側にあるエレベーターに乗り、降りてすぐ右側に向丘地域活動センターの入口があります。
電話:03-3813-6668
報告者: 聽濤 弘(元参議院議員)
テーマ: ブハーリン『獄中草稿』について
概要: 今回報告される『獄中草稿』は第一巻「社会主義と文化」、第二巻「哲学的アラベスク」で構成される。これらの草稿は逮捕・投獄された1937年2月27日から処刑される1938年3月15日までのあいだにブハーリンがルビヤンカ監獄の独房で執筆し、スターリンの指示でクレムリンの書庫に厳重に保管されていたものだが、「ソ連崩壊」後の1996年にはじめてロシア語版として刊行された。なお聽濤報告の詳細は『季論』33号(7月20日発行)に掲載される予定

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By staff on 2016/03/22 12:55
日 時: 2016年4月16日(土)午後2時~5時
会 場: 文京区立向丘地域活動センター 3階洋室
地下鉄南北線「東大前」を下車、改札を出て右側にあるエレベーターに乗り、降りてすぐ右側に向丘地域活動センターの入口があります。
電話:03-3813-6668
報告者: 長島 功(翻訳家)
テーマ: 日本共産党の原子力政策の批判
概要: 2011年6月に発表されたフクシマ後の共産党の原発基本政策を示した「提言」の問題点を明らかにし、同党の過去の一貫しない原子力政策の変遷を辿る。さらに同党の主張してきた「原子力の平和利用」が技術的に不可能であること、さらに過去の「反原発」運動に対して同党が行った「反科学」というレッテル貼りの奥底に潜む同党の科学技術礼賛と科学技術万能論を暴き、批判する。
参考文献:
①長島功「日本共産党の原子力政策の批判」(労働運動研究復刊第30号、2011年12月)
http://www2s.biglobe.ne.jp/~mike/nagasima.htm (添付ファイル参照)
②日本共産党「原発からの速やかな撤退、自然エネルギーの速やかな導入を」
http://jcp.or.jp/down/bira/11/pdf/201106_genpatsu.pdf
③不破哲三「「科学の目」で原発災害を考える」
http://www.jcp.or.jp/seisaku/2011/20110510_fuwa_genpatsu.html

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By staff on 2016/02/22 11:20
日 時: 2016年3月19日(土)午後2時~5時
会 場: 文京区立向丘地域活動センター 3階洋室A
地下鉄南北線「東大前」を下車、改札を出て右側にあるエレベーターに乗り、降りてすぐ右側に向丘地域活動センターの入口があります。
電話:03-3813-6668
報告者: 聴濤 弘(元参議院議員)
テーマ: 今の世界はどうなるのか
概要: テロが世界平和の最大の脅威になる事態、なぜ中東・アフリカでテロリストが生まれるのか。共産党指導下での「資本主義」という新事態、米日中関係をどうみるのか。国民本位といわれてきたヨーロッパ社会の大変調と難民・移民問題、なぜウクライナ問題がおこるのか等々、マルクスの時代にはなかった現象をマルクスの手法で読み解き、現代の変革の主体を考える。
参考文献:
聴濤弘著『マルクスならいまの世界をどう論じるか』(かもがわ出版・本体2500円+税)

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By staff on 2016/02/03 10:43
日 時: 2016年2月20日(土)午後2時~5時
会 場: 文京区立向丘地域活動センター 3階洋室A
地下鉄南北線「東大前」を下車、改札を出て右側にあるエレベーターに乗り、降りてすぐ右側に向丘地域活動センターの入口があります。
電話:03-3813-6668
報告者: 大石和雄(中村丈夫記念・歴史と主体研究会代表)
テーマ: グラムシと戸坂潤――「実践の哲学」受容の日本的思想土壌探究のために
概要: マルクス主義の理解として、グラムシの「実践の哲学」は、いわゆる「正統派マルクス主義」はもとより、それを批判して出現した日本の「新左翼」のそれと比べても多分にユニークであり、かつ今日においても依然として鋭いものがあります。このグラムシ「実践の哲学」を日本において理解するために、戦前においてきわめてユニークな唯物論哲学を論じた戸坂潤と比較することが重要であると考える。そこで、グラムシ「実践の哲学」と対比しつつ戸坂哲学を考えてみたい。
 参考文献:
『現代日本の思想家10 戸坂潤』(平林康之)東大出版会(初版1960年 2007年新装版)

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By staff on 2015/09/29 10:14
日 時: 2015年10月31日(土)午後2時~5時
会 場: 文京区立向丘地域活動センター 3階洋室B
地下鉄南北線「東大前」を下車、改札を出て右側にあるエレベーターに乗り、降りてすぐ右側に向丘地域活動センターの入口があります。
電話:03-3813-6668
報告者: 本多正也(東京グラムシ会運営委員)
テーマ: 「リソルジメント」をどう受け止めるか?
概要: 森川辰文氏によって『未来都市』に翻訳されてきた「リソルジメント関連草稿」が何故か気になって、「読む会」での報告・討論を提起しました。提起した私が報告することになって少々困惑しています。これから深く再読し、意義ある討論のための素材・論点を提供したいと考えています。手もとにある『未来都市』第62・63号を垣間見ても、イタリア・ジャコバン主義の歴史的事情も知らないし、グラムシが整理した論点をどう理解し論じたらよいか目下苦吟中。さしあたり、十年ほど前に論じられた「受動的革命」の論拠としてのリソルジメント理解から切開していこうと思います。
 参考文献:
ノート19「イタリア・リソルジメント」『未来都市』49号~58号に全草稿連載、リソルジメント関連草稿『未来都市』60号~64号、アルベール・マティエ「ボリシェヴィズムとジャコビニズム」(1920年)(1921年『オルディネ・ヌオーヴォ』に分載)『未来都市』54号

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TEL:03-5244-5433 fax:03-5244-5434 

By staff on 2015/08/12 10:55
日 時: 2015年9月12日(土)午後2~5時
会 場: 文京区立向丘地域活動センター 3階洋室B
地下鉄南北線「東大前」を下車、改札を出て右側にあるエレベーターに乗り、降りてすぐ右側に向丘地域活動センターの入口があります。
電話:03-3813-6668
報告者: 高屋正一(法政大学講師)
テーマ: ジャコビニズム、ロシア革命そしてグラムシ
概要: ブルジョワ革命とプロレタリア革命の違いについて国際的に検討するきっかけを1917年のロシア革命は与えた。レーニンやトロツキー、イタリアのグラムシなどはこの違いに敏感であった。しかしながら、レーニン指導下のロシア革命の過程でボリシェビキが<仲間殺し>の暴力主義=ジャコビニズムに慎重であったことはあまり知られていない。これは重大な欠落であった。なぜなら、レーニンの死後、スターリンはこの「暴力主義」を彼の統治の重要な一構成要素に組み入れ、スターリン主義として国際共産主義運動を指導したからである。以上の問題意識を踏まえ、「暴力」の問題を重視したスターリン主義没落の要因、新たなオールターナテイヴの再興などをグラムシ等に立ち戻って考察したい。
 参考文献:
「スターリン主義を語る」(岩波新書)G.ボッファ・G.マルチネ著(1978年)
『権力とソヴェト・エリート』ニコラエフスキー著(みすず書房1970年)
『革共同政治局の敗北―1975~2014-』水谷保孝、岸宏一著(白順社2015年)
『未来都市』55号、「ボリシェヴィズムとジャコビニズム」(アルベール・マテイエ論文)

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By staff on 2015/06/29 18:48
日 時: 2015年7月25日(土)午後2~5時
会 場: 文京区立向丘地域活動センター 3階洋室A
地下鉄南北線「東大前」を下車、改札を出て右側にあるエレベーターに乗り、降りてすぐ右側に向丘地域活動センターの入口があります。
電話:03-3813-6668
報告者: 宮下武美(足立区労連事務局長・基礎経済科学研究所東京支部)
テーマ: グラムシ第4ノート「哲学メモ 唯物論と観念論 第1シリーズ」を読む
概要: グラムシの獄中ノートの第10ノート(クローチェ論)第11ノート(ブハーリン論)へと推敲・再編される草稿のうち第4ノート(1930-32年)の幾つかの草稿を読みます。グラムシにとって「史的唯物論とは何か」を探究する原点ともいえる内容です。「物質とは何か」、「内在性とは何か」、「上部諸構造と科学との関係」など幾つかの哲学的根本問題についての端緒的な探究が試みられている興味深い草稿群です。
〔『季報唯物論研究』第124・125号掲載の小原耕一・松田博共訳を資料として使います。今回は4回連載の前半2回分です。資料は当日参加者に配布します〕

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日 時: 2015年6月27日(土)午後2~5時
会 場: 文京区立向丘地域活動センター 3階洋室B
会場が変わりましたのでご注意ください。
地下鉄南北線「東大前」を下車、改札を出て右側にあるエレベーターに乗り、降りてすぐ右側に向丘地域活動センターの入口があります。
電話:03-3813-6668
報告者: 聽濤 弘(國際問題研究家)
テーマ: グラムシはトロツキー派だったのか――スターリンへの手紙をめぐって――
概要: トロツキー・ブハーリン論争(1925-27年)にグラムシはなぜ介入しなければならなかったのか。何を主張し 何をスターリン、トロツキーに要求したのか。グラムシの真意を手紙に即して探る。これまで手紙について突っ込んだ研究はなかったのではなかろうか。今日的問題をも内包している論争の真の中身も解明する。
* * * *
〔なおイタリア共産党政治局の名でグラムシがロシア共産党中央委員会宛に送った書簡(1926年10月14日付)全訳は研究会の当日参加者に配布する予定です〕

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By staff on 2015/04/02 16:35
日 時: 2015年4月25日(土)午後2~5時
会 場: 文京区立向丘地域活動センター 3階洋室A
会場が変わりましたのでご注意ください。
地下鉄南北線「東大前」を下車、改札を出て右側にあるエレベーターに乗り、降りてすぐ右側に向丘地域活動センターの入口があります。
電話:03-3813-6668
報告者: 黒沢惟昭(東北師範大学名誉教授)
テーマ: グラムシと廣松哲学の類似性
概要: 「グラムシ―廣松哲学」「えーっ!」という会員が多いと思う。しかし、両者ともマルクス「フォイエルバッハ・テーゼ」に強く影響を受けているので類似性は当然である。一言でいえば、「関係の相」としてすべてを捉えるということである。この前提のもとに、1、人間観 2、四肢的構造論(存在、認識)3、知識人―大衆 4、妥当的、通用的「真理」 5、「合理―非合理」について具体的に両者の「比較」検討を試みたい。「近代」をのりこえる一助になれば幸い。批判的参加を願う。〔報告のレジュメを当日配布する予定です〕

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東京グラムシ会 事務局

〒101-0065 東京都千代田区西神田1-3-6 山本ビル5F
TEL:03-5244-5433 fax:03-5244-5434 


By staff on 2015/01/15 19:11
日 時: 2015年2月28日(土)午後2~5時
会 場: 文京区本郷交流館 2階B室 
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分 
電話:03-3815-4415 
報告者: 丸山茂樹(「ソウル宣言の会」事務局、JC総研客員研究員)
テーマ: 新しい世界連帯組織と運動(GSEF)の誕生―グラムシ…ポランニー…曺喜昖の系譜―
概要: 2014年11月19日、韓国ソウルで開かれたグローバル社会的経済協議会(GSEF)において、「ソウル宣言」「GSEF憲章」が採択されました。これによって社会的経済団体とこれを支持する地方政府(自治体)によって、恒常的な世界連帯組織―総会・運営委員会・会員―が誕生しました。その経過と内容、展望について報告します。(参考資料は当日配布されます)

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〒113-0033 東京都文京区本郷1-1-1 聖母美術院ビル202号
TEL:03-5684-3808 fax:03-5684-3809 
By staff on 2014/11/25 10:58
日 時: 2014年12月13日(土)午後2~5時
会 場: 文京区本郷交流館 2階A室 
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分 
電話:03-3815-4415 
報告者: 堀 利和(共同連代表、参議院議員2期、立教大学コミュニティ福祉学部兼任講師)
テーマ: 社会が「人」を障害化する
概要: 障害とは、一般的に障害者と社会との関係において成立する「社会的障壁」と理解されているが、しかし私は、「障害」とは社会にこそその原因があり、社会がそれを一方的に規定すると考える。「全盲」は自然界における生物学的実態にすぎないからである。人間は「社会―内―存在」であって、動物と違い人間は「意識」と「社会」をもっている。それゆえ「全盲」という実態は絶対的であり、規定的に価値づけるのは相対的「社会」なのである。それを、労働力商品からひも解く。1970年代の青い芝の会や関西障害連の障害者解放運動の意義に触れる。
 参考文献: 著書『共生社会論』(現代書館)、『日本発 共生・共働の社会的企業』(同)

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By staff on 2014/10/29 16:45
日 時: 2014年11月22日(土)午後2~5時
会 場: 文京区本郷交流館 2階A室 
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分 
電話:03-3815-4415 
報告者: 伊藤 晃(東京グラムシ会)
テーマ: 歴史的文化の「相互翻訳」における「誤訳」の意味について
概要: 『未来都市』前号松田博氏の「翻訳可能性」問題の論文は大変示唆的だ。グラムシはこの考えで文明的基礎を同じくする異文化同士がその相違をいかにして高次の人類的文明へ揚棄するかを考えたのだろう。では欧米と文明的基礎を異にする日本の場合はどうか。ここではむしろ意識的無意識的「誤訳」がナショナリズムの「積極的」内容をなしたと思う。私たちが高次の人類的文明構築に加わる道はこの歴史を考える中で開けるのではないか。
 参考文献: 松田博「グラムシの『翻訳可能性』と『陣地戦』問題の位相」(『未来都市』61号)、伊藤晃「歴史的文化の『相互翻訳』における『誤訳』の意味について」(『未来都市』次号掲載予定。当日テキストを配布)

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By staff on 2014/09/30 16:47
日 時: 2014年10月25日(土)午後2~5時
会 場: 文京区本郷交流館 2階A室 
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分 
電話:03-3815-4415 
報告者: 加藤 登(グループ “シサムをめざして”)
テーマ: スピヴァク「サバルタンは語ることができるか」から学ぶ
概要: 「グラムシを読む会」で何回かサバルタン論が取り上げられました。その時、必ず参照されるのが、スピヴァク「サバルタンは語ることができるか」です。今回はこの本を取り上げます。第1版第11刷のものを使います。宮原一成さんが「スピヴァクは読まれることができていたのか――特に日本において」という研究ノートを発表しています。このノートでは上村忠男さんの翻訳について言及しています。この本が難しいという理由の一つに翻訳の問題があるのかもしれません。グラムシを読む会のメンバーはこの本をすでに持っている人がいるとおもいますが、第1版第11刷を用意していただければ幸いです。私の報告は、この本から私が学んだものとは何か?ということを報告します。
 参考文献: ガーヤトリー・チャクラヴォルティ・スピヴァク『サバルタンは語ることができるか』上村忠男訳 みすずライブラリー 第1版 第11刷

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TEL:03-5684-3808 fax:03-5684-3809 
By staff on 2014/08/11 12:32
日 時: 2014年9月27日(土)午後5時30分~8時30分
(開会時間がいつもと違うのでご注意ください)
会 場: 文京区本郷交流館 2階A室 
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分 
電話:03-3815-4415 
報告者: 宮下武美(東京グラムシ会・足立区労連)
テーマ: 資本の専制としての現代日本の労働法制改革
概要: (1)現代日本の財界戦略として進行する労働法制の改革の現状を概括する。特に長時間労働を野放し  にする労働時間法制の改革、各人がその能力や状況に応じて就労できる法的基盤を整えるという口実で進む雇用差別禁止法制の改革、労使自治・多様性を口実にした労働契約法制の改革をとりあげ、資本のグローバル化時代における競争力促進に狂奔する財界の姿を資本のヘゲモニーの現代的一形態として考察する。(2)こうした「改革」は労働現場と労働者のつながりをどのように破壊するか、低迷する労働運動はこうした資本の専制に立ち向かうことができるか。知的モラル的改革としての労働運動の再生の希望を考える。
 参考文献: 水町勇一郎・連合総研『労働法改革』(日本経済新聞社)
大谷禎之介『21世紀とマルクス』(桜井書店)

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By staff on 2014/08/11 12:30
日 時: 2014年7月12日(土)午後2~5時
会 場: 文京区本郷交流館 2階A室 
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分 
電話:03-3815-4415 
報告者: 本多正也(東京グラムシ会運営委員・活動家)
テーマ: グラムシ研究における主要な疑問点――国家論及びサバルタン論
概要: ①「『市民社会全体の総括形態』たる政治的=幻想的共同体」としてのマルクス国家論と、「政治社会+市民社会、つまり強制の鎧をつけたヘゲモニー」としてのグラムシ国家論とはいかなる意味で共通の理解は可能か?グラムシが『ド・イデ』の存在を知りえなかったとしても、それらから如何なる前進的意味を引き出せるのか考えてみたい。②グラムシからスピバックへのサバルタン論への発展的継承・変化がもたらした幾つかの論点、とりわけ知識人の代行主義を克服する「説明責任」(メンチュ)の問題を、「有機的知識人=現代の君主」はどう受け止めればよいのか?という問題。これは、知的・モラル的ヘゲモニーを担うコミュニケーションの相互性を確保すべく、「新しい社会運動」の課題とも相通ずるであろう。
 参考文献: 『国家とは何か 議会制民主主義国家本質論綱要』(大藪龍介著)の「付録 第二章及び第三章」。サバルタン論ではスピバックの『サバルタンは語ることができるか』のほか、新しい社会運動を理解するための『現在に生きる遊牧民』(A・メルッチ)など。

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By staff on 2014/05/23 17:36
日 時: 2014年6月28日(土)午後2~5時
会 場: 文京区本郷交流館 2階A室 
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分 
電話:03-3815-4415 
報告者: 丸山茂樹(参加型システム研究所、日本協同組合総合研究所、客員研究員)
テーマ: 韓国の新情勢―ヘゲモニー闘争とその亀裂
概要: 韓国は6月4日の統一地方選挙を経て新たな段階を迎えた。金大中・盧武鉉大統領の10年を経て保守党の李明博・朴槿恵の10年間を迎へたが、なぜ進歩陣営は保守に政権を明け渡してしまったのか? 何が政策選択の焦点なのか? 今年3月に結党した新政治民主連合と新党のキーパーソンである安哲秀とはいかなる存在であるか? ソウル市と朴元淳市長が提唱する「協同組合都市―ソウル」とは何か? ソウル市は新しい世界創造のモデルになり得るのか? 最新の情報をもとに問題提起する。
 参考文献: ①丸山茂樹『韓国の新たな動向―新政治民主連合と安哲秀のこと』(季刊誌『葦牙』№40所収) ②曺喜昖『朴正熙-動員された近代化』(彩流社、2013年)③丸山茂樹『韓国における市民社会と市民政治論争』(内藤光博編「東アジアにおける市民社会の形成」専修大学出版局、2013年所収)ほか

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By staff on 2014/04/07 17:45
日 時: 2014年4月12日(土)午後2~5時
会 場: 文京区本郷交流館 2階A室 
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分 
電話:03-3815-4415 
報告者: 今回は報告者を特定せずに討論します
テーマ: ドイツ左翼党の綱領について
概要: ドイツ左翼党Die Linkeの綱領は、2,011年12月に承認されたもので、前文と5つの章からなっています。今回は前文と3章までを討論する予定です。内訳は、前文:左翼党が提唱するもの。第1章―左翼党の来し方と現在の到達点。第2章―資本主義の危機―文明の危機的状況。第3章―21世紀の民主的社会主義。左翼党はドイツ連邦議会630議席中64議席を有し、野党第一党です。党首はカトヤ・キッピング(女性・民主社会党出身)とベルント・リークシンガー(「労働と社会的公正のための選挙オルタナティブ」出身)の共同党首制。国際的には欧州左翼党に属しています。

目下綱領(但し3章まで)を翻訳中です。3月29日(土)の「読む会」参加者には当日配ります。
3月29日の「読む会」に出席できない方は3月25日以降、下記の東京グラムシ会事務局まで電話ないしEメールでお申し込みください。振込用紙を添えて資料を送ります。

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TEL:03-5684-3808 fax:03-5684-3809 
By staff on 2014/03/20 13:24
日 時: 2014年3月29日(土)午後2~5時
会 場: 文京区本郷交流館 2階A室 
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分 
電話:03-3815-4415 
報告者: 伊藤 晃(日本近代史研究者)
テーマ: 「マルクス主義の危機」をめぐる日本での論争――福本和夫を中心として
概要: 20世紀初頭、マルクス主義の危機なる問題提出へのマルクス主義側の応答は1930年代まで続く。この間日本にも論争は波及した。福本和夫の哲学・経済学・政治論にわたる理論展開が一つの焦点である。福本の理論はルカーチ、コルシュの流れに属するが、日本での論争の水準は世界的視野からはどう評価できるか。その高さと限界はこんにちに至る日本マルクス主義にとってどういう意味をもつか。これらについて私の考えを述べる。

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TEL:03-5684-3808 fax:03-5684-3809 
By staff on 2014/01/24 13:47
日 時: 2014年2月8日(土)午後2~5時
会 場: 文京区本郷交流館 2階A室 
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分 
電話:03-3815-4415 
報告者: 小原耕一(東京グラムシ会)
テーマ: レーニン『哲学ノート』とグラムシ
概要: ヘーゲル『論理学』の研究に集中的に取り組んだレーニンは「人間の意識〔認識〕は客観的世界を反映するだけでなく、それを創造しもする」と注釈を書き込んだ。『哲学ノート』(1914-15年)はレーニン死後1929年にロシア語で公刊された。このときグラムシはすでに獄中にあった。どう考えても、グラムシがこのレーニンのノートを読める状況ではなかった。ノートの存在を知っていたことはほぼ間違いないが、読んだ確証はない。この間グラムシとヘーゲル、マルクス、レーニンの哲学理論との関連についていろいろ考えていることを整理して問題提起してみたい。
 参考文献: 『未来都市』(第60号)ケヴィン・アンダーソン「マルクス主義におけるレーニン『哲学ノート』の画期的意義と限界」

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By staff on 2013/11/29 18:02
日 時: 2013年12月21日(土)午後2~5時
会 場: 文京区本郷交流館 2階B室 
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分 
電話:03-3815-4415 
報告者: 黒沢惟昭(東北師範大学名誉教授)
テーマ: 社会主義の崩壊と再生―具体的普遍を視軸に―
概要: 社会主義の崩壊は衝撃であった。マルクス主義教育学者の自己批判は寡聞にして知らない。初期マルクスの研究から言えば、要因は「具体的普遍」にある。革命の過程で、「具体」=プロレタリアートに、「普遍」=知識人、党指導者に分離された。再生は両者を再統合することである。この統合の方法をグラムシはどう考えたか。私見を提示したい。
 参考文献: 『未来都市』(第58号)、拙著『人間の疎外と教育』(社会評論社刊)をご笑覧くだされば幸いです。

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TEL:03-5684-3808 fax:03-5684-3809 
By staff on 2013/10/28 12:58
日 時: 2013年11月23日(土)午後2~5時
会 場: 文京区本郷交流館 2階B室 
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分 
電話:03-3815-4415 
報告者: 牧 梶郎(『葦牙』編集長)
テーマ: 「生産力」について――素人の一考察
概要: 先ごろ井汲卓一「変革の主体としての社会」という小冊子を読んでいたところ、「資本主義を発展させてきた科学的生産力は、あくまで資本主義的生産様式で力を発揮する資本主義的生産力であり、いくら発展してもそのことが社会主義社会を準備することはない」という趣旨の主張に出くわした。昨今の現実を眺めれば、全く同感である。それではマルクスの「生産力」論は間違いだったのか? そこのところを中学生として抱いた疑問をもとに再検討し、あわせて新しい社会を展望してみたい。
 参考文献: 井汲卓一「変革の主体としての社会」(先駆社)
松平直彦『資本主義終焉の実相』(同時代社)
デヴィッド・ハーヴェイ『資本の〈謎〉』(作品社)

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TEL:03-5684-3808 fax:03-5684-3809 
By staff on 2013/10/01 18:13
日 時: 2013年10月26日(土)午後2時~5時 
会 場: 文京区本郷交流館 2階A室 
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分 
電話:03-3815-4415 
報告者: 上村武道 (東京グラムシ会会員)
テーマ: 崩れゆく公務労働と労働組合の課題
概要: 藤田和恵『ルポ 労働格差とポピュリズム――大阪で起きていること』(岩波ブックレット)を参考文献とし、行政機関で非正規労働者として働く人々の労働実態と、その人たちが橋下維新を支持する論理から、「官製ワーキングプア」とそれを等閑視してきた公務員労働組合の問題、そして今後の労働組合運動の課題について検討したい。

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TEL:03-5684-3808 fax:03-5684-3809

E-mail: irispubli@jewel.ocn.ne.jp

By staff on 2013/08/07 11:59
日 時: 2013年9月14日(土)午後2時~5時 
会 場: 文京区本郷交流館 2階B室 
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分 
電話:03-3815-4415 
報告者: 高屋正一(法政大学社会学部講師)
テーマ: 現代のサバルタン考―今日の情勢との関連で―
概要: 「マルセ太郎 記憶は弱者にあり」(明石書店、森正編著)を参考に現状把握に努めたい。現代のサバルタン、有機的知識人と関わりある課題です。その際、新しい唯物論と「人間性は現実においては社会的諸関係のアンサンブル(総体)」(マルクス)をキーワードとしたい。観念論と唯物論の問題はグラムシにも共通するテーマである。また、「フォイエルバッハテーゼ」理解も新しい切り口を紹介したい。新しい文献から関連の問題へのアプローチに留意したい。

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TEL:03-5684-3808 fax:03-5684-3809 
By staff on 2013/06/23 0:00
日 時: 2013年7月13日(土)午後2時~5時 
会 場: 文京区本郷交流館 2階A室 
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分 
電話:03-3815-4415 
報告者: 長島 功(バイオハザード予防市民センター事務局長)
テーマ: 資本蓄積論から見た初期マルクスの労働疎外論――後期マルクスとの関連において
概要: マルクスの『経哲草稿』の「疎外された労働」論の第1規定(生産物からの疎外)は、その後の『資本論』に結実する経済学研究、特に資本蓄積論の原型であり、また逆に資本蓄積論は「疎外された労働」論が未解決のものとして残した問題を理論的に解決している。これらの事情を歴史における労働の疎外の積極的意味とともに明らかにする。
 参考文献: 『経済学・哲学草稿』・『資本論第1巻』・『経済学批判要綱』


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TEL:03-5684-3808 fax:03-5684-3809 
By staff on 2013/05/24 15:37
日 時: 2013年6月22日(土)午後2時~5時 
会 場: 文京区本郷交流館 2階B室 
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分 
電話:03-3815-4415 
報告者: 田近 武雄 (グラムシを読む会)
テーマ: 「知識人」・分業・国家――グラムシのいくつかの断片に即して
概要: 帝国主義段階の前後以降、労働力再生産過程の資本への従属の深化は始まった。大量生産=フォードシステムの展開は大量消費社会への社会構造の転化を促し、その下での生産様式の高度化は〈知識〉の技術への接合的組み込み=一体化の時代を現出させた。グラムシはこの状況に着目した。「獄中からの手紙」で自己の知識人研究が、知識人の概念を著しく拡大するものとして、またそれが国家の概念に明確な定義を与えるものと規定している。今回、いくつかのグラムシの断片を手がかりにして、現代市民社会における「知識人」と〈知識〉の関係を分業や国家の問題とも連関して提起してみたい。活発な意見と批判をお願いする。
 参考文献:  グラムシ「愛よ知よ永遠なれ」(大月書店)/グラムシ「現代の君主」(ちくま文庫)/オルテガ「大衆の反逆」(中央公論新社)/スピバック「サバルタンは語ることは可能か」(みすず書房)/マルクス「資本論」/グラムシ「知識人論ノート」注解(明石書店)


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By staff on 2013/04/01 15:30
日 時: 2013年4月27日(土)午後2時~5時 
会 場: 文京区本郷交流館 2階B室 
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分 
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報告者: 加藤 登(アイヌ問題研究者
テーマ: グラムシ『獄中ノート』著作集Ⅶ・松田博編訳「ノート25「歴史の周辺にて『サバルタンノート』注解」を読む
概要: 「サバルタン・ノート」は「研究プラン」の個別的テーマに対応しない唯一の「特別ノート」といわれている。この著作を読んで学んだところを報告するが、あわせてよくわからなかった点もあるので、以下に同著のⅡ「サバルタン・ノート」関連草稿に関して、報告者が十分のみこめなかった点を列挙する。当日の討論を通じて少しでも理解を共有できればと願っている。
①リソルジメントとサバルタンとの関連(「トラフォルミズモ」、「受動的革命」など)(83㌻)②「実践の哲学」とサバルタンの関係(89㌻)③知識人とサバルタンの関係(92㌻)④支配集団とサバルタンの関係(96㌻)⑤国家・市民社会とサバルタン(「再吸収」問題)(101㌻)⑥「ホモ・エコノミクス(経済人)」と「労働」概念(104㌻)⑦政党とサバルタン(107㌻)⑧南部問題と「歴史的ブロック」形成の課題(110㌻)
 参考文献:  「サバルタンノート」注解は明石書店・定価2500円


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日 時: 2013年3月23日(土)午後2時~5時 
会 場: 文京区本郷交流館 2階B室 
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分 
電話:03-3815-4415 
報告者: 伊藤 晃(日本近現代史研究者)/小原耕一(グラムシ研究者)
テーマ: (続)「マルクス主義の危機」について
概要: 前回に引き続き、マルクス主義は①資本主義のそのときどきの新しい段階への対応に成功したか②資本主義の側からのイデオロギー的包摂に首尾よく対抗し得たか③マルクス主義は人民的諸運動からの遊離を予防し得たか、の問題意識にもとづいて討論を継続する。
前回は小原がグラムシにとって「マルクス主義」とはなんであったのか、伊藤がそれぞれの段階における危機の諸相とマルクス主義の側からの対応の問題点、戦前・戦中・戦後の日本におけるマルクス主義の自己解体の危機の諸相を概括的に報告し討論したが、今回は小原が資本主義変革の認識と実践にもかかわる「経済学批判序言」の理解をめぐるベルンシュタイン、カール・コルシュ、ブハーリン、グラムシのそれぞれの立場の特徴点を概観し、伊藤は必要に応じて前回の報告を補足する予定。
なお参加される方は前回配布されたレジュメを持参してください。


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By staff on 2013/02/08 18:28
日 時: 2012年12月23日(土)午後2時~5時 
会 場: 文京区本郷交流館 2階A室 
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分 
電話:03-3815-4415 
報告者: 伊藤 晃(日本近現代史研究者)/小原耕一(グラムシ研究者)
テーマ: 「マルクス主義の危機」について
概要:  ①マルクス主義は資本主義のそのときどきの新しい段階への対応に成功したか。②マルクス主義は資本主義の側からのイデオロギー的包摂に首尾よく対抗し得たか。③マルクス主義は人民的諸運動からの遊離を予防し得たか。以上の問題意識にもとづいて、両者はそれぞれ30分程度思うところを問題提起的に発言する。
小原は、1.グラムシにとって「マルクス主義」とはなんであったのか、2.資本主義の変革の認識と実践にもかかわる「経済学批判序言」の理解をめぐるベルンシュタイン、カール・コルシュ、グラムシのそれぞれの立場の特徴点を概観する。
伊藤はマルクス主義の危機を4つの段階にわけ、1.それぞれの段階における危機の諸相とグラムシを含むマルクス主義の側からの対応の問題点をあきらかにし、2.あわせて戦前・戦中・戦後の日本におけるマルクス主義の自己解体の危機の諸相を歴史的に概観する。


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〒113-0033 東京都文京区本郷1-1-1 聖母美術院ビル202号
TEL:03-5684-3808 fax:03-5684-3809 
By staff on 2012/11/30 17:19
日 時: 2012年12月22日(土)午後2時~5時 
会 場: 文京区本郷交流館 2階B室 
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分 
電話:03-3815-4415 
報告者: 牧 梶郎(「葦牙ジャーナル」編集長)
テーマ: 「中国の特色ある社会主義」は詭弁か?
概要: 10月の例会で取り上げられた陳光興『脱帝国』が参照した溝口雄三『方法としての中国』を手掛かりに、中国の近現代化への展開(「脱皮」)について考える。中国の近代化をヨーロッパ基準で評価するのではなく、中国の歴史原理(「基体」)の現れとして読み解く〈方法としての中国〉は、グラムシの「市民社会は国によってその形成・発展過程は異なるので、国ごとに市民社会の諸要素の正確な認識が不可欠である」やマルクスの「人間は自分たちの歴史を創るが、過去から受け継いだ条件の下でしかできない」という認識に見合っている。こうした方法は、はたして「中国の特色ある社会主義」をどこまで納得させてくれるだろうか?
参考文献:
溝口雄三『方法としての中国』(東京大学出版会)、
同『中国の衝撃』(東京大学出版会)


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By staff on 2012/11/05 17:34
日 時: 2012年11月17日(土)午後5時30分~8時30分
会 場: 文京区本郷交流館 2階B室 
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分 
電話:03-3815-4415 
報告者: 宮下武美(東京グラムシ会)
テーマ: R・ベラミー/D・シェクター著『グラムシとイタリア国家』を読む
概要: 原著はソ連崩壊後の1993年刊。前半でグラムシの思想形成過程を、後半で彼の思想・理論を批判的に考察する。著者は、彼の「致命的」な欠陥が「イタリアの倫理的国家の伝統とマルクス主義の普遍的プロレタリアートへの生産力主義的信仰との結合」にあり、その「見解の多くは過去のものになっている」とする。また「生産者社会の自治」=「全体主義」への危険性、「観念論と唯物論」、「主観性と客観性」などの「二分法の止揚」の「失敗」など、刺激的な問題提起に満ちている。この著作を読み解く。
参考文献:
 『グラムシとイタリア国家』2012年5月ミネルヴァ書房刊
上村忠男氏書評(「週刊読書人」8月31日付)
鈴木富久氏書評(「図書新聞」10月6日付)


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By staff on 2012/10/02 16:35
日 時: 2012年10月28日(日)午後2時~5時
会 場: 文京区本郷交流館 2階A室 
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分 
電話:03-3815-4415 
報告者: 伊藤 晃(日本近代史研究者)
テーマ: 陳光興『脱帝国―方法としてのアジア』を読む
概要: 著者陳光興氏は台湾の人、カルチュラル・スタディーズの流れに入る。21世紀東アジアの方向を、この地域での脱帝国(米・日・中)、脱植民地、脱冷戦の相乗作用から考え、ことにアメリカニズムの圧倒的影響からの脱却を重視する。
その方法として、近代西洋がアジアに移植した政治社会・市民社会構造から排除される各国の民衆的部分社会が保つ活力の比較研究(「方法としてのアジア」)が有効であると主張する。グラムシからも示唆を受けたと思われるこの主張を紹介・検討する。

《参考文献》 陳光興『脱帝国―方法としてのアジア』 2011年以文社刊



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By staff on 2012/08/14 15:09
日  時: 2012年9月8日(土)午後2時~5時
会  場: 文京区本郷交流館 2階A室
東京メトロ東西線・本郷三丁目下車徒歩5分
電話:03-3815-4415
テーマ: グラムシの評議会-組合認識を現代日本にどう生かすか
報告者: 大石和雄(MR研運営委員)
概 要: 宮下氏の「グラムシ思想と労働運動の可能性」提起(本年2月例会)とそれをめぐる議論は、グラムシ思
想を今日の日本の労働運動の危機を突破するためにどう生かすのかという貴重なものであった。とりわけ 「企業内労組を温存させたままでの、横の連合だけでは前進しない」という重要な指摘があった。しかし、
その具体的な展開と議論はなかった。そこで氏が「おわりに」で述べた「階級論と変革主体形成論」「企
業・産別を超えた個人加盟制の労働組合づくりの課題」等について、グラムシの評議会‐組合認識を参照

しつつ、具体的試論を展開し、宮下氏の提起を発展させたい。
参考文献: 濱口桂一郎『日本の雇用と労働法』(日経文庫)、同『新しい労働社会―雇用システムの再構築』(岩波
新書)、水町勇一郎他『労働法の改革―参加による公正・効率社会の実現』(日経新聞社)


By staff on 2012/07/03 16:27
日 時 2012年7月29日(日)午後2時~5時
日曜日の開催ですのでご注意ください。
会 場 文京区本郷交流館 2階A室
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分
電話: 03-3815-4415
報告者 聽濤 弘(元参議院議員・国際問題研究家)
テーマ 新自由主義からの「脱却」の道を探る
概要 新自由主義からどこに「脱却」するのか。求められているのは新自由主義の糾弾・説明だけではない。
激動するヨーロッパ情勢(フランス、イタリア、ギリシャ等)も検討しつつ新しい社会の方向性をさぐる/
われわれのオールタナティブは何か。福祉国家の原点をマルクスに見る(「ゴータ綱領批判」、「エルフル
綱領」)。社会民主主義の評価/社会変革とグラムシ――私のグラムシ論。とくに「歴史的ブロック」論と
「政治革命」・「社会革命」の関係について(ご批判を歓迎します)。

参考文献 聽濤弘著『マルクス主義と福祉国家』大月書店2012年 4月刊 定価2000円+税

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By staff on 2012/06/06 13:59
日 時: 2012年6月23日(土)午後2時~5時
会 場: 文京区本郷交流館 2階A室
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分
電話:03-3815-4415
テーマ: グラムシと知的道徳的改革
報告者: 小原 耕一(IGSー国際グラムシ協会)
概要: 20世紀の社会変革運動を全体として概観するならば、「政治革命」が当面の最優先の目標として追求され、「知的道徳的改革」の課題は事実上先送りされてきた。こうした歴史的脈絡から 見るならば、グラムシの「知的道徳的改革」構想は、「革命」と「改革」のあいだに段階的な歴史区分を置かずに一体のものとし て統一的にとらえようとした点で、きわめて異色でありユニークである。マルクス主義の系譜に属するか否かという既成のパラダ イムから一歩抜け出しグラムシ思想の全体像を再吟味する必要はないか。このような視点からグラムシ「知的道徳的改革」構想 の生成・発展過程について考えてみたい。時間があれば、グラムシ=ルカーチ関係、グラムシとジャコバン主義にもふれたい。
参考文献: 季報『唯物論研究』(119号2012年6月)特集号掲載
小原耕一「グラムシと『知的道徳的改革』運動にかんするノート」

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By staff on 2012/04/23 11:13
日 時: 2012年4月28日(土)午後6時~9時
《開会時間が午後から夜間に変更しました。ご注意ください》
会 場: 文京区本郷交流館 2階B室
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分
電話:03-3815-4415
報告者: 丸山 茂樹(日本協同組合総合研究所・客員研究員)ごく最近、韓国を訪問して主要な市民団体や知識人、韓米FTAに反対する農業関係者と討論を重ねてきました。
テーマ: 韓国の総選挙の結果と今後をどうみるか?                 
―韓国の政治・政党・市民団体の変化と分化―
報告の概要:韓国では4月11日に総選挙が行われ、12月には大統領選挙です。この間に政党も市民運動団体も労働組合も大きな再編・統合・分化の渦中にあります。その現況と意味するところを概括し、分析して未来を展望します。

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By staff on 2012/03/25 14:51
日 時: 2012年3月24日(土)午後2時~5時
会 場: 文京区本郷交流館 2階B室
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分
電話:03-3815-4415
報告者: 伊藤 晃
テーマ: 「グラムシの思想と労働運動の可能性」
概要: 前回の宮下氏の報告を受け、標題のテーマについて少し違う視角から再論する。
(1)労働者階級の形成、現代労働組合はそのためのどういう場か。
(2)「合理化」に対する総評の受動性は、外注化・非正規化への現在の主流労働運動の無為性にどうつながっているか。
(3)グラムシの「集団的労働者」論、「感じる‐わかる‐知る」論は労働者団結の思想をどう高めるか。
(4)労働運動はどのような意味で市民社会内面の批判的変革的要素であるのか。
参考文献: 前回宮下氏配布の資料を持参されたし。

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By staff on 2012/02/26 14:44
日 時: 2012年2月25日(土)午後2時~5時
会 場: 文京区本郷交流館 2階B室
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分
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報告者: 宮下武美(足立区労働組合総連合議長)
テーマ: 「グラムシの思想と労働運動の可能性」
概要: 現代日本の労働運動の再生をめざすものにとって、グラムシの思想と理論は有効であろうか。『獄中ノート』を、工場評議会運動の挫折の総括として読むことはできないか。
(1)労働者の「階級」形成は自明ではない。
(2)労働組合は資本主義的支配の一機構である。これに対して、グラムシの工場評議会運動は労働者権力の思想、これを現代に生かせるか。
(3)労働者の分断と競争のなかで資本の専制的支配への対抗をどう創るか。
(4)消費市場の拡大は、市民=労働者の資本への統合を不断に再生産する。
(5)戦後日本で、資本(政官財)の社会的ブロック形成はいかに進められたか。
(6)グラムシの『実践の転覆』とは何か。労働運動に生かせるか。

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By staff on 2011/11/30 13:57
日 時: 2011年12月24日(土)午後2時~5時
会 場: 文京区本郷交流館 2階B室
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分 電話:03-3815-4415
議 題: 「グラムシを読む会」の到達点と今後
今回は特定のテーマは設定せず自由討論とします。師走もおしつまった三連休の中日で何かとお忙しいこととおもいますが、どうぞご参加ください。
①本年の「読む会」で論議された問題や課題について②東京グラムシ会の会報『未来都市』最近3号の内容について、批判・注文・提案などを含め自由に意見交換する機会にしたいと考えます。
直接グラムシに関係がなくてもかまいません。日本と世界の変革の展望にかかわる問題、明日につながる問題提起、また最近読んで印象深かった本の紹介なども歓迎です。

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TEL:03-5684-3808 fax:03-5684-3809 
By staff on 2011/10/30 14:07
日 時: 2011年11月12日(土)午後2時~5時
会 場: 文京区本郷交流館 2階A室
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分
電話:03-3815-4415
議 題: 「グラムシを読む会」の到達点と今後
報告者: 丸山茂樹(参加型システム研究所客員研究員)
テーマ: 3・11以後の東北地方におけるヘゲモニー闘争―岩手県と宮城県の現地調査から
概要: 3・ 11大震災と津波によって壊滅的な打撃を受けた岩手と宮城の漁村地帯の現地調査を行った。また、そこで繰り広げられている人々の生への営み、再生への努 力、政治的・思想的なヘゲモニー闘争も見聞してきた。岩手県の知事選挙と県議会選挙、宮城県の県議選挙も含めて人々の連帯と協同の有様と既成の政治勢力の 実態などを報告したい。合わせて反原発運動によって拓かれつつある新情勢にも触れる。

《参考文献》 雑誌『世界』2011年9月号の達増拓也「岩手のめざす人間と故郷の復興」/雑誌『情況』2011年 10・11合併号の丸山茂樹「復興の道をオルタナティブ創造への道へ」/雑誌『社 会運動』2011年8月号の丸山茂樹「共生社会への道か?「悪魔の石臼」への道か?」

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By staff on 2011/10/01 14:21
日 時: 2011年10月29日(土)午後2時~5時
会 場: 文京区本郷交流館 2階A室
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分
電話:03-3815-4415
報告者: 小原 耕一(国際グラムシ学会)
報告の題名: Guido Liguori論文「グラムシ思想における社会運動と党の役割および現代」を読む
特別コメンテーター: 小塚 尚男
概要: レーニンとグラムシにおける「意識」と「自然発生性」―自然発生性、コモンセンスおよびサバルタン諸階級―教育者は教育される:『オルディネ・ヌオー ヴォ』の時代―『獄中ノート』での考察―“サバルタン”の諸社会運動と党の役割―今日の世界との諸々の違いと左翼の誤り。以上のリグォーリ論文の主要論点 をヒントに、とくに3・11以後の日本における社会運動と政党の関係のあり方の問題などについて考えてみたい。
《参考文献》 Guido Liguori, Movimenti sociali e ruolo del partito nel pensiero di Gramsci e oggiの抄訳は次にリンクしています。 >>Liguori論文