講演会・イベント/グラムシを読む会

By staff on 2013/05/24 15:37
日 時: 2013年6月22日(土)午後2時~5時 
会 場: 文京区本郷交流館 2階B室 
東京メトロ丸の内線・本郷三丁目下車徒歩5分 
電話:03-3815-4415 
報告者: 田近 武雄 (グラムシを読む会)
テーマ: 「知識人」・分業・国家――グラムシのいくつかの断片に即して
概要: 帝国主義段階の前後以降、労働力再生産過程の資本への従属の深化は始まった。大量生産=フォードシステムの展開は大量消費社会への社会構造の転化を促し、その下での生産様式の高度化は〈知識〉の技術への接合的組み込み=一体化の時代を現出させた。グラムシはこの状況に着目した。「獄中からの手紙」で自己の知識人研究が、知識人の概念を著しく拡大するものとして、またそれが国家の概念に明確な定義を与えるものと規定している。今回、いくつかのグラムシの断片を手がかりにして、現代市民社会における「知識人」と〈知識〉の関係を分業や国家の問題とも連関して提起してみたい。活発な意見と批判をお願いする。
 参考文献:  グラムシ「愛よ知よ永遠なれ」(大月書店)/グラムシ「現代の君主」(ちくま文庫)/オルテガ「大衆の反逆」(中央公論新社)/スピバック「サバルタンは語ることは可能か」(みすず書房)/マルクス「資本論」/グラムシ「知識人論ノート」注解(明石書店)


お問い合わせは下記へお願いします。

東京グラムシ会 事務局
〒113-0033 東京都文京区本郷1-1-1 聖母美術院ビル202号
TEL:03-5684-3808 fax:03-5684-3809 

By staff on 2013/05/07 14:01

安倍政権が改憲や原発再稼働を目指しつつも当面はアベノミックスを前面に立て、マスコミもこれに呼応するものが多く、7月の参院選は厳しい情勢が伝えられています。
このような情勢においては、政治も理論や思想も核心を突いた思考が重要になると思われます。東京グラムシ会は小さな組織ではありますが、時代の要請に応えた、核心を突く論議と研究を重ねてまいりたいと念願しています。下記の要領にて総会を開きますので、万障繰り合わせて御出席下さいますよう、御案内申し上げます。

期日: 5月11日(土)
午後1時30分~3時 総会 
午後3時~5時30分 記念講演会
場所: 専修大学神田キャンパス 7号館 773号教室
総会の議題: 昨年度の活動報告、会計報告。今年度の活動計画(研究活動、機関誌『未来都市』の発行、ホームページの作成・更新、獄中ノートの翻訳活動。財政確立のための新しい仕組みの検討、運営委員の選任など。)
記念講演会:
演題 荒唐無稽が権力を握るとき
――ノート28「ロリア主義」とのかかわりを考える
講師 森川 辰文氏(当会会員)
  現在この国には無責任な言説、荒唐無稽な言説が蔓延しているばかりか、そのあるものは確かな権威・権力として大きな力を持ち始めている。その重大な事例は何の根拠もない「安全神話」が引き起こした福島原発事故であろう。グラムシは、こうした無責任・荒唐無稽な言説が力をもった状況に直面し、知とモラルの視点から格闘し、『ロリア主義』という特別ノートにその考察をまとめあげた。今回の講演では、この『ロリア主義』の視点から現代日本の荒唐無稽を考えることにしたい。

森川氏は東京グラムシ会『獄中ノート』研究会責任者・翻訳家
主な訳書:ウッド『民主主義対資本主義』(論創社)、レプレ『囚われ人 アントニオ・グラムシ』(青土社・共訳)

※グラムシのノート28〈ロリア主義〉の邦訳は当会機関誌『未来都市』21号に全草稿が翻訳されています。当日、コピーを準備しますが、事前に希望される方は事務局へ連絡を下さい(実費にて頒布します)

 ◆会場案内

水道橋駅(JR)西口より徒歩7分
九段下駅(地下鉄/東西線、都営新宿線、半蔵門線)出口5より徒歩3分
神保町駅(地下鉄/都営三田線、都営新宿線、半蔵門線)出口A2より徒歩3分(法科大学院へは徒歩1分)

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東京グラムシ会 事務局
〒113-0033 東京都文京区本郷1-1-1 聖母美術院ビル202号
TEL:03-5684-3808 fax:03-5684-3809