東京グラムシ会/GRAMSCI-TOKYO

私たちは、20世紀の思想家アントニオ・グラムシに関心をもつ人びとの「自由な文化交流の場」となることをめざし、東京グラムシ会を設立することになりました。

アントニオ・グラムシがファシズム圧政下の牢獄から数々のメッセージを書き残して1937年4月27日この世を去ってから、すでに60年余の歳月が流れました。また、『獄中からの手紙』や『獄中ノート』が第2次世界戦争終結後まもなく公表されてから数えて半世紀が過ぎました。それにもかかわらずグラムシの生涯とその著作に鋳込まれた批判と創造の精神は、遙かな時空を越えて、20世紀の思想的鉱脈を形成し、私たちに今も語りかけてきます。

今日のことば

閑話休題 - 2013年2月1日
いま『L’Ordine Nuovo(ロルディネ・ヌオーヴォ)』(新秩序)の復刻版(テティ出版社)を手もとにこの文章を書いている。この復刻版には「社会主義文化の週刊評論誌」として1919年5月1日~1920年12月24日まで発行された第1シリーズ『O.N.』と、モスクワ滞在(1922年6月から1923年12月)の帰途立ち寄ったウィーン滞在中に「労働者の政治と文化の評論誌」として1924年3月1日~1925年3月1日まで断続的に発行された第3シリーズ『O.N.』とが収録されている。編集局所在地は第1シリーズはトリーノ、第3シリーズはローマとかわったが、いずれも編集責任者はグラムシであった。第1シリーズの『O.N.』の見出し項目一覧については、東京グラムシ会の会報『未来都市』に連載・紹介されているので、それを参照していただきたい。 read more ...